第9回  Heaven's Drive


 寒さも一段と厳しくなってきた1月19日、僕は合宿係である斉藤周平君と、春合宿の行き先である、伊豆は下田へ下見に行ってきました。今回は、その下見の様子を、個人的な観点からレポートしてみたいと思います。合宿先の紹介も兼ねています(注:題名は関係ない、本文と関係ない)。

 1月19日、合宿の下見ということで、完全に遠足気分だった僕は、8時50分に茅ヶ崎駅に降り立った。約束の時間は9時。時間をつぶすために、駅前のコンビニで買い物を。おやつをいくつかとコーヒーをレジに持って行くと、代金はなんと499円。遠足のおやつは500円以内、といったところか・・・。一人で少しウケてしまった。

 今回の下見の僕の個人的な真の目的は、ギター部の中で、危ない言われている、しゅーへいの運転が本当に危険なのかどうかを、確かめることだった。合宿の下見をまともにしようとは、僕はあまり考えていなかった。ギター部のNさんなどは、今日の下見の同行を、「しゅーへいさんの運転が怖い」という理由で断った、とかいう噂も・・・。

 コーヒーを飲みながら待つこと20分、しゅーへいがさっそうと車で現れた。さっそく車に乗り込み、一路西へ向かう。車の中では、買ってきたポッキーを食べたり、先日代えたばっかりの携帯の着メロとして、サンバーストを作ったりしていた。市内は渋滞で、しゅーへいの運転が危険かどうかを、調べることができない。

 バイパスに入ると、道も空いてきて、車のスピードも上がる。しかし、制限速度をそんなにオーバーすることもなく、なかなかの安全運転。いや、まだ油断はできない。伊豆の山道でこそ、彼の真価(?)が問われるのだ!

 真鶴道路を通り、静岡県に入り、道はだんだんと山道へ。それでも彼は峠を攻めたりはせず、巧みにエンジンブレーキを使いながら進む。逆にスピードが遅くて、後ろの車に煽られたりもした。そもそも、この噂はどこから出てきたのだろうか?やはり仮免試験での脱輪が大きかったようだ・・・。

 東伊豆で、そばを食べた(なかなかおいしかった)僕らは、思っていたよりもずっとはやい午後1時、下田市内に入る。合宿での宿泊先となる、石橋旅館にも、道に少し迷ったが、無事到着。下はその外観。




石橋旅館


 ここは今までの合宿の宿泊先とは違って、「旅館」である。けっこう豪華な感じ。宿の中を一通り見せてもらった。




この奥が客室


ロビーでくつろぐしゅーへい氏


 ここは下田。お風呂はもちろん温泉である。下の写真のような露天風呂もある。室内のお風呂もなかなか広くて、一度に大人数入れそうである。24時間入れるので、温泉好きにはたまらない。泡がブクブクするやつまである。すげー。




ここを練習場とします
練習もやろうと思えばしっかりできます


露天風呂
もちろん室内も充実


 練習場は、写真ではちょっとわかりにくいが、広さもちょうどいい感じである。客室やロビーなどとも離れているので、静かである。これであんまり練習しないのはもったいないかな?卓球台なども使えるので、やりたい人はどうぞ。




部屋はこんな感じ


今回のベストショット


 宿に関しては、今まで以上に豪華で、よいところだった。下見なので前から言っておけば、宿の食事を試食できたのだが、昼食までに着くのは無理、夕食までには出発したい、ということで、しゅーへいは食事は別にいらないと言っておいたので、食事は食べられなかった。残念。

 宿を出てからは、体育館を少し見て、下田をちょっとだけ見物した。上の写真はその1コマ。今はシーズンオフで、観光客もあまりいなくて、なかなかのどかである。別にお金を払うようなところまで下見することもないので、けっこうすぐ帰路に着いた。

 行きでは意外と(?)安全運転だったしゅーへいだったが、帰りもそれは変わらず、安全運転で帰ってきた。しかもしゅーへいは、わざわざ僕を、茅ヶ崎から1時間以上かかる、僕の家の近くまで送ってくれた。いやー、いい人だ。

 今回の結論、「しゅーへいの運転は危険」というのは、デマである。いちおう彼の運転は安全でした。Nさん、あまり彼をみくびらないよーに。





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